ミケランジェロ・ブオナローティ Michelangelo Buonarroti

Michelangelo
西洋美術界に大きな影響を与えた ミケランジェロ・ブオナローティ
ミケランジェロ・ブオナローティ(1475〜1564年)は、イタリア盛期ルネサンス期の彫刻家、画家、建築家、詩人で、西洋美術史上のあらゆる分野に、大きな影響を与えた芸術家である。レオナルド・ダ・ヴィンチやラファエロとともに、盛期ルネサンスの三大巨匠といわれている。
◆ミケランジェロの彫刻で最も有名な『ピエタ』(1498〜1499年)と『ダヴィデ像』は、どちらもミケランジェロが20歳代のときの作品である。ミケランジェロ自身は絵画作品を軽視していたが、西洋美術界に非常に大きな影響を与えた2点のフレスコ画、ヴァティカン美術館の『システィーナ礼拝堂天井画』と祭壇壁画『最後の審判』を描いている。
◆長寿を保ったミケランジェロの創作活動は、芸術分野にも及ぶ膨大なもので、書簡、スケッチ、回想録などが多く現存している。また、ミケランジェロは16世紀の芸術家の中で最もその記録が詳細に残っている人物でもある。ミケランジェロは1564年、88歳でローマで死去したが、フィレンツェを愛したミケランジェロの遺言どおりに、遺体はローマからフィレンツェへと運ばれて、サンタ・クローチェ聖堂に埋葬されている。

PageTopに戻る

 ミケランジェロの作品・ヴァティカン美術館・ローマ

※画像クリックで拡大
ミケランジェロ作品
◆ヴァティカン美術館(博物館)は、カトリックの総本山サン・ピエトロ大聖堂の北側に隣接する、ヴァティカン宮殿の大部分を占める巨大な美術館。
◆システィーナ礼拝堂(Cappella Sistina)は、このヴァティカン美術館の一番奥にあり、ここに絵画史上の大傑作、ミケランジェロ作の『最後の審判』と『システィーナ礼拝堂天井画』がある。
◆システィーナ礼拝堂の祭壇には『最後の審判』が描かれ、天井を見上げると旧約聖書の創世記を題材とした「アダムの創造」「原罪と楽園追放」「ノアの洪水」などの『天井画』が描かれている。

 ミケランジェロの作品・ヴァティカン美術館・ローマ

※画像クリックで拡大
ミケランジェロ作品

※画像クリックで拡大
ミケランジェロ作品

『最後の審判』(1535~1541年)
◆システィーナ礼拝堂にある最後の審判(Giudizio Universale)は、中央に再臨したイエス・キリストが、右腕を振り上げた力強い動きで、死者に裁きを下し、向かって左側には神によって選ばれて天国へと昇天していく人々が、右側には地獄に堕ちる人々を下方に向けて崩落させ、ドラマチックに描写されている。
◆右下の水面に浮かんだ舟の上で亡者に向かって櫂を振りかざしているのは、冥府の渡し守カロンであり、この舟に乗せられた死者は、アケローン川を渡って地獄の各階層へと振り分けられていく。ミケランジェロはこの地獄風景を描くのに、ダンテの『神曲』地獄篇のイメージを借りたといわれている。
◆ここに描いた400人近い人々をずば抜けた描写力でミケランジェロは60歳から6年の歳月をかけて単独で描ききった。
①並外れた力をそなえ、若々しい肉体の『イエス・キリスト』
②『聖母マリア』
③大きな鍵をもつ『聖ペテロ』
④自分の生皮を持つ『聖バルトロメオ』(この生皮は苦悩するミケランジェロの自画像)
⑤『聖パオロ』
⑥X型の十字架をもつ『聖アンデレ』
⑦毛皮を羽織る『洗礼者ヨハネ』
⑧車輪をもつ『アレクサンドリアの聖女カタリナ』
⑨矢をもつ『聖セバスティアヌス』

⑩冥府の『ミノス』 ⑪冥府の渡し守『カロン』
◆審判者イエスキリストの力強い動作から渦が巻き起こり、右側で地獄に堕ちる者たちを下方へ向けて崩落させ、反対の左側で神のよって選ばれた者たちの一群を上方へと押し上げている。勇ましい四肢と激烈な精神的苦悩に充ちた肉体が混ざり合い、生者と死者が喧噪のうちにひしめき合い、奈落の空間を照らす青白い光によって、一層壮絶なものとなっている《ヴァティカンのミケランジェロより》
 最後の審判  ①イエスキリスト ②聖母マリア
※画像クリックで拡大
ミケランジェロ作品
『最後の審判』(1535~1541年)
審判者イエスキリストは、並外れた力を備えた若々しい肉体をもち、光背によって前面に浮かび上がり裁きの言葉を宣告する。イエスの傍らには、慈悲深いしぐさで視線をそらす聖母マリアが寄り添っている。《ヴァチカンのミケランジェロより》
ミケランジェロは、イエスをはじめ随所で“短縮法”を駆使して、対象を短く見えるように描くことで、人体が立体的に迫ってみえるようにした。この『最後の審判』の最大のテーマは、肉体の復活で、表現するべき本質は裸体へと集中していたといわれている。
 最後の審判  ④聖バルトロメオ(手に持つ生皮は苦悩するミケランジェロ)
※画像クリックで拡大
ミケランジェロ作品
『最後の審判』(1535~1541年)
聖バルトロメオは、皮を剥がれて殉教した使徒で、アトリュビュート(持物)としてナイフや皮が描かれることが多い。ミケランジェロは、聖バルトロメオに右手にナイフを、左手に皮を持たせている。この皮に描かれている顔はミケランジェロの苦悩に満ちた自画像というのが定説。天国ではあるが、肉体を持たぬ姿で自身を描いたのは、自己を卑下したためともいわれている。

PageTopに戻る

 ミケランジェロの作品・ヴァティカン美術館・ローマ

  • ミケランジェロ作品
  • ミケランジェロ作品
  • 『システィーナ礼拝堂天井画』(1508~1512年)
  • ◆システィーナ礼拝堂の天井画は、彫刻家としてのプライドを持っていたミケランジェロにとって、初のフレスコ画にして、1000㎡の超大作であった。広大な天井画は「どこに何を描くか」というプランが成功を左右する。彼は空間プロデュースの才を発揮して、だまし絵的に描いた建築構造で分割し、中央に創世記の9場面をあてはめ、周りを男性裸体で飾り、周囲に預言者と巫女を、窓の上の三角形の区画とその下の半円の区画には、キリストの祖先を描いた。また、礼拝堂の四隅の大三角形には、ダヴィデとゴリアテなど、旧約聖書の4つの場面を描き、見せ所を数多くし、分散させた。これほど統一感ある壮大な天井画をプロデュースしたのはミケランジェロが初めてだったといわれている。さらに、この大天井画をミケランジェロは、一人で描ききった。
  • ◆天井画の核となる中央の大きな9画面は、旧約聖書から題材を得たもので、「最後の審判」側から、『光と闇の分離』、『日と月の創造』、『海と陸の分離』、『アダムの創造』、『イヴの創造』、『楽園追放』、『ノアの献身』、『ノアの洪水』、『ノアの泥酔』の順で描かれている。

 ミケランジェロの作品・ヴァティカン美術館・ローマ

  • ミケランジェロ作品
  • システィーナ礼拝堂天井画『アダムの創造』(1508~1512年)
  • アダムの創造は、空虚な空に創造主のいる密集したグループと、その左側のひっそりとした荒野に横たわる最初の人間が、くっきりと姿を表している。向かい合うこの二つの魂は、神の脈打つような指とアダムの生気のない指が触れ合うことで結合する。父なる神の腕からは、アダムに生命を吹き込む神秘的な輝きが発せられる。これは、表情に豊み類まれな力に満ち溢れた、まったく新しい表現である。《ヴァチカンのミケランジェロより》

 ミケランジェロの作品・ヴァティカン美術館・ローマ

  • ミケランジェロ作品
  • システィーナ礼拝堂天井画『原罪と楽園追放』(1508~1512年)
  • 原罪と楽園追放は、“誘惑=原罪”と“楽園追放”の二つの場面をまとめ、それを中央の生命の樹によって分けている。生命の樹は無花果の低木として描かれ、誘惑者である悪魔が螺旋状に巻き付いている。悪魔は上半身が女性の姿で、下半身が蛇の姿で描かれている。左側の“誘惑=原罪”の場面は、アダムは自分で果実をもぎ取り、一方エヴァは蛇の甘言につられて、それを受け取っている。
  • しかし右側の“楽園追放”の場面では、即刻、神の裁きが下って、燃えるような赤い衣の天使が、剣を持ってアダムを追い払い、彼に影でエヴァが恐ろしさのあまり身を縮めている。咲き誇るかのような彼らの身体は、もはや苦しみと堕落でしかない。《ヴァチカンのミケランジェロより》

PageTopに戻る

ミケランジェロの作品・サンピエトロ大聖堂・ヴァティカン市国(ローマ)

  • ミケランジェロ作品
  • 『ピエタ』(1498〜1500年)
  • ◆1497年11月にミケランジェロは教皇庁のフランス大使から、代表作の一つである『ピエタ(Pieta)』の制作を打診され、翌年8月に正式な契約を交わした。完成した『ピエタ』は当時「人間の潜在能力の発露であり、彫刻作品の限界を超えた」と評価され、ヴァザーリは「間違いなく奇跡といえる彫刻で、単なる大理石の塊から切り出されたとは到底思えない、あたかも実物を目の前にしているかのような完璧な作品」だとしている。

PageTopに戻る

 ミケランジェロの作品・アカデミア美術館・フィレンツェ

※画像クリックで拡大
ミケランジェロ作品
『ダヴィデ像』(1504年)
◆「ダヴィデ像」は、ミケランジェロが1499年から1501年にかけてフィレンツェに帰還した際、彫刻家アゴスティーノ・ディ・ドゥッチオによって40年前に開始されたものの、様々な理由で放棄されていた彫刻群制作計画の完遂を申し込まれ制作した作品。フィレンツェの自主性を表す象徴として壮大な彫刻をヴェッキオ宮殿に面したシニョーリア広場に設置するというものだった。
◆ミケランジェロの最も有名な代表作といえる『ダヴィデ像』を完成させたのは1504年である。イタリア北部の都市カッラーラの採石場から切り出され、前任者による大まかな下絵が描かれていた大理石を原材料として制作された、この『ダヴィデ像』が、ミケランジェロが持つ彫刻家としてのたぐいまれな才能、技量、創作力への評価を決定的なものにしたと言われている。

GOOGLE LANGUAGE TRANSLATOR

あなたの国の言語を選んで下さい。GoogleLanguageTranslatorが翻訳します

◆イタリアの空港〜アクセス

ナポリの空港カポディキーノ

ローマの空港フィウミチーノ到着

ローマの空港フィウミチーノ出発

パレルモの空港

カターニアの空港

◆イタリアの列車・地下鉄〜アクセス

列車でナポリへ☆ナポリ中央駅

ナポリの地下鉄LINE1(1号線)

列車でヴィエトリ・スル・マーレへ

列車でローマの空港~テルミニ駅

列車でパレルモへ☆パレルモ中央駅

列車でタオルミーナへ☆ジャルディーニ駅

イタリアの高速列車☆フレッチャロッサ

◆イタリアのバス〜アクセス

シャトルバスでナポリの空港〜市内

バスでヴィエトリ・スル・マーレへ

バスでポジターノへ

バスでラヴェッロへ

シャトルバスでローマの空港〜市内

シャトルバスでパレルモの空港~市内

バスでパレルモ~アグリジェントへ

バスでアグリジェント神殿の谷へ

バスでパレルモ~カターニアへ

バスターミナル・カターニア

バスターミナル・タオルミーナ

◆イタリアのフェリー・船〜アクセス

フェリーでアマルフィ~サレルノ

アマルフィのフェリー乗降場

フェリーでポジターノ~サレルノ

ポジターノのフェリー乗り場

◆イタリア旅行 観光見どころ

ナポリの見どころ

ヴィエトリ・スル・マーレの見どころ

アマルフィの見どころ

ラヴェッロの見どころ

ポジターノの見どころ

ローマの見どころ

パレルモの見どころ

アグリジェント神殿の谷の見どころ

タオルミーナの見どころ

ラヴェンナの見どころ

ヴェローナの見どころ

ミラノの見どころ

オルヴィエートの見どころ

ポンペイの見どころ

ヴェネツィアの見どころ

◆イタリアの美術館・博物館

アグリジェント州立考古学博物館

ヴァティカン美術館(ROMA)

ボルゲーゼ美術館(ROMA)

カピトリーニ美術館(ROMA)

ウッフィツィ美術館

コッレール博物館

アカデミア美術館(VENEZIA)

アカデミア美術館(FIRENZE)

ブレラ美術館

◆イタリアの画家達

ラファエッロ・サンツィオの作品

ミケランジェロ・ブオナローティの作品

レオナルド・ダ・ヴィンチの作品

◆イタリアのホテル

フィレンツェのホテル

タオルミーナのホテル

パレルモのホテル

ローマのホテル

ポジターノのホテル

◆イタリアのレストラン

オルヴィエートのレストラン

タオルミーナのレストラン

パレルモの老舗カフェ

ポジターノのレストラン

ラヴェッロのレストラン

◆イタリアのショップ

ポジターノのオーダーメイドサンダル

アソシエイト・プログラム広告

postage

Non essere cosi ansioso e Goditi la vita ! Andiamo in Italia fenomenale !

Translate »