オルヴィエート
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オルヴィエート Orvieto 中世の面影残る美しい丘の上の街

オルヴィエートは、ローマとフィレンツェの間にある法皇ゆかりの寺院都市。オルヴィエートの歴史は古く、古代ローマ以前のエトリルア時代に遡る。13世紀〜14世紀には、法王の隠れ里として黄金時代を築いた町。中世の面影が残る、曲がりくねった街並みを散策すると、急に視界が開けて平野が見えてくるドラマチックな地形にある崖の上の都市でもある。

  • オルヴィエートへの行き方

    列車:ローマから1時間 フィレンツェから1時間30分

    高速バス:ローマ・ティブルティーナ駅から所要時間1時間30分

    ※オルヴィエートの駅前には、街の観光スポットへ行くためのケーブル乗り場がある。このケーブル乗り場で『オルヴィエートUNICAカード共通入場券』を購入すれば、ケーブルカー往復券やミニバス券、観光スポット入場券に使えるのでお得。購入する際には、カードに目的観光スポットが含まれているか確認を。

 世界一美しい崖の上の都市 壮大なパノラマが広がるオルヴィエート
『世界一美しい崖の上の都市』といわれるオルヴィエートは、凝灰岩の上にそびえ立つ街。その街の中心には、美しく大きな大聖堂がそびえ立ち、周辺には無数の教会が点在している。少し歩けば、断崖絶壁から壮大な田園風景のパノラマが広がる、特徴的な景観をもっている。最大の見所は、街のシンボルであるロマネスク・ゴシック建築の宝石と称されるドゥオーモ(Duomo)。街は端から端まで歩いても2km程度で、ゆっくり散策しても1日で、その他の観光スポットも見学できる。
Orvieto
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 ドゥオーモ外観 Duomo ☆ オルヴィエート
街のシンボルであり、ロマネスク・ゴシック建築の宝石と称されるドゥオーモは、1290年に着手され、3世紀の年月をかけて、建築家30人以上、彫刻家150人以上、画家60人以上、モザイク師90人以上という多くの人々によって完成された大聖堂。空高くそびえる塔、太陽に燦然と輝く鮮やかなモザイク、縦のラインのファッサードの見事さは、いつまでも見ていたいくらいの美しさだ。
Duomo
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 サン・ブリツィオ礼拝堂(ドゥオーモ内) Cappella di San Brizio nel Duomo
サン・ブリツィオ礼拝堂には、ルネッサンス時代の作品の中でも群を抜くフレスコ画がある。これら作品群は、フラ・アンジェリコ(Fra’ Angelico) がベノッツォ・ゴッツォリ(Benozzo Gozzoli)の協力を得て開始し、最終的にはルカ・シニョレッリ(LucaSignorelli)の手により完成された。ドゥオーモ内部の後陣にあるフレスコ画、ジェンティーレ・ファブリアーノ(Gentile Fabriano)の『子供を抱く聖母』(下左)とイッポリト・スカルツァ作『ピエタ』(下中央)も一見の価値がある。
Duomo
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 サン・ブリツィオ礼拝堂の『最後の審判』を題材とした壁画連作
ルカ・シニョレッリの代表作である『最後の審判』を題材とした壁画連作は、地獄(L’inferno)をリアルに描いた『罪されし者を地獄へ追いやる天使-Il Figlio dell’ uomo mandera i suoi angeli』(上段)や穏やかな『天国-Il paradiso』(下段)が対照的なフレスコ画。ミケランジェロに影響を与えたシニョレッリの裸体表現は、彫刻的な力強さが印象的。
Duomo
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 マウリツィオの塔 Torre di Maurizio ファイーナ美術館 Museo Faina
マウリツィオの塔は、イタリアの中でも最も古い時計付きの塔(オリジナルは日時計)の一つ。上部に立つ「モウリツオ」と名づけられた銅像は1348年のもの。(左)
ファイーナ美術館(市立考古学博物館)は、重要なエトルリア時代の多くの出土品や3000枚以上のコインコレクション、アテナ陶器のような数々の壷が収蔵されている。(右)
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 シニョーリ・セッテ宮とモーロの塔 Palazzo dei Signori e Torre del Moro
シニョーリ・セッテ宮は、展示会や博覧会の拠点となる宮殿。13世紀に建てられ7人の行政官の本部であり、多くのローマ教皇の住居としても利用された。同時代に起源するモーロの塔からは、壮大な素晴らしい景色を望むことができる。(左)
人もまばらなオルヴィエートの街には、静かな時間が流れている。可愛い絵皿や器を売っている陶器屋(中央)やチンギアーレと言われる猪の置物がある肉屋(右)、お洒落な小物を売っている雑貨屋、オリーブオイル屋などが立ち並んでいる。
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 ルイジ・マンチネッリ市立劇場 Teatro Comunale Luigi Mancinelli
ルイジ・マンチネッリ市立劇場は、1844年にヴェスピニャーニの手により造られた。天井のフレスコ画は、チェザレ・フラカッシーニの作品で、サロンはアンニパーレ・アンジェリーニによりフレスコ画装飾が施されている。(左)
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 中世の面影が残る街並み ☆ オルヴィエート
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 サント・アンドレア教会 Chiesa di Sant’Andrea コムナーレ宮 Palazzo Comunale
サント・アンドレア教会は、柱廊と12角形の鐘楼がある1400年代のロマネスク・ゴシック様式の教会。発見された地下室では、ヴィッラノーヴァ時代から中世にかけて見られる構造と出土品が見つかった。(左)
16世紀のルネッサンスにイッポリト・スカルツァにより一部改修された、13世紀のロマネスク様式の建物で、現在は市役所として使われている。正面部分には、ルネッサンス様式の未完成ところがそのまま残っている。(右)
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 サン・ジョヴァンニ教会と宮殿 Palazzo e Chesa di San Giovanni 近辺の風景
サン・ジョヴァンニ教会と宮殿のラテラーノ修道院であった建物の中は、現在テイスト館と州立ワイナリー(Palazzo delGusto-Enoteca Regionale)として生まれ変わっている。(上左)
大地から隆起した凝灰岩の自然の城壁に囲まれた『崖の上の都市』オルヴィエートからの壮大な景観は実に美しい。眼下にはオリーブ畑や葡萄畑も見ることができる。
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 オルヴィエート駅〜フィニコラーレ(ケーブルカー)で崖の上の街まで
オルヴィエートへ列車で行く場合は、駅に時刻表(上左・ちなみに私はフィレンツェから乗車)があるので、ルートと到着予定時間を確認。列車の中では、日本のような車内放送が一切ないので、注意していないと目的地駅で降りることができない可能性も。
オルヴィエート駅(下段左)で下車したら、駅前にフィニコラーレ-Funicolare乗り場(ケーブルカー・下右)があるので、チケットを買って乗車。崖の上のオルヴィエートの街に着くと最大の見所ドゥオーモまでは、かなり歩くのでミニ・バス利用が便利。ドゥオーモ前のインフォメーションでは、街の案内マップを無料でくれる。(日本語版あり)
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 リストランテ・イ・セッテ・コンソリ Ristorante I sette Consoli
ミシュラン2つ星を持つリストランテ・イ・セッテ・コンソリは、オルヴィエートの伝統料理を提供してくれる店。内装はシンプルでありながら、壁には絵画が品良く飾られ、真っ白なリネンのクロスがかけられたテーブルには窓からの陽射しが注がれ、書庫のような立派な棚には、手入れが行き届いた光輝くグラスが収めれらている。まるで執務室のようでもあり、優雅な書斎のようでもある。
料理と共に、オルビエートの特産品で最も有名な白ワイン『オルビエート・クラッシコ』を味わってみるのもよい。このワインは、かって教皇達のお気に入りだったといわれている。ドゥオーモ建設にたずさわる芸術家や労働者の垂涎の的でもあったため、仕事を契約する上での引き換え報酬となっていたともいわれている。 Click here »(イタリアblog記事 Ristorante I sette Consoli)
住所: Piazza Sant’Angelo, 1A, 05018 Orvieto Terni, イタリア
電話:+39 0763 343911
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