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ブレラ美術館(絵画館)の見どころとアクセス ミラノ

ブレラ美術館・絵画館 ミラノ

※ブレラ美術館(絵画館) ミラノ

◆ブレラ美術館(Pinacoteca di Brera=直訳はブレラ絵画館)は、ミラノを代表する美術館で、有名なアンドレア・マンテーニャの「死せるキリスト」、ジョヴァンニ・ベリーニの「ピエタ」、ラファエッロ・サンティの「聖母の婚礼」や、15~18世紀のヴェネツィア派、ロンバルディア派などイタリア絵画の名作が数多く展示されている。

◆ブレラ美術館は、ミラノの観光名所ドゥオモやガッレリア・ヴィットーリオ・エマヌエーレⅡから近く徒歩で行けるので、イタリア絵画好きな人は必見スポット!ブレラ美術館の見どころ、入場方法、料金、行き方を写真満載、MAP付でナビゲート。

ブレラ美術館(絵画館) ミラノ

ブレラ美術館・絵画館 ミラノ

※ブレラ美術館(絵画館)ミラノ 第14室 Antonio Canova「Napoleone come Marte pacificatore」(オリジナル)

◆ブレラ美術館(Pinacoteca di Brera)の始まりは、フランスの皇帝だったナポレオン・ボナパルトが、征服した地域の略奪品の中から、最も重要な芸術作品を収容するために、ブレラを美術館として整備し、1809年8月に自身のために開館させた。その後、一般にも公開されるようになり、1882年に国立美術館として公開されるようになった。ミラノを代表するブレラ美術館には、15~18世紀のヴェネツィア派、ロンバルディア派など、イタリア絵画の名作が数多く展示されている。

◆ブレラ美術館の建物は、17世紀イエズス会の建物だったが、1772年ロンバルディアを統治していたオーストリアの女帝マリア・テレジア(ハプスブルク家)が入手し、改装して、1776年建物の中に美術学校アカデミーを設立した。この美術アカデミーは、現在もブレラ美術館の1階にある。さらにブレラ美術館の建物の中には、1764年に開設されたブレラ天文台(Osservatorio astronomico di Brera)、1774年に開設されたブレラ植物園(Orto Botanico di Brera)もある。

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ブレラ美術館の入口 ミラノ

ブレラ美術館・絵画館 ミラノ

※ブレラ美術館・絵画館の入口 ミラノ

◆ブレラ美術館はミラノのブレラ通り沿いにあり、入り口はレンガ色の建物中央よりやや左側にある門から入る。門を通過するとイタリアの彫刻家アントニオ・カノーヴァの「ナポレオン像」が中央に置かれている中庭に出る。この中庭を囲むようにして2階建て建物があり、その2階部分がブレラ美術館になっている。

◆2階のブレラ美術館に入るには、ナポレオン像の後ろにある階段(写真の赤丸部分)を上がり、Pinacoteca di Brera(ブレラ美術館)とロゴが入っている扉から館内に入る。そして「IngressoまたはEntrata(入口)」の指示に従って進み、チケット売り場へ向かう。

ブレラ美術館・絵画館 ミラノ

※ブレラ美術館・絵画館の中庭、ナポレオン像、2階へ上がる階段

ブレラ美術館のチケット売り場と料金 ミラノ

ブレラ美術館・絵画館 ミラノ

※ブレラ美術館・絵画館のIngresso(入口)

◆ブレラ美術館のチケット売り場(Biglietteria)は、Ingressoから入り進むと左側にある。チケット売り場は2018年1月に行ったときはすいていたので、その場ですぐチケットを購入することが出来た。観光シーズンだと混み合う可能性があるので、チケット購入に時間をかけたくない人は、公式サイトでオンライン予約したほうがよい。

ブレラ美術館・絵画館 ミラノ

※ブレラ美術館のチケット売り場

◆チケット料金は、2020年11月時点は15ユーロだが、イタリアの観光施設特有の特定曜日、特定時間、年齢によっての無料入館や割引入館があるので、上手に利用するとよい。
公式サイトでオンライン・チケットを購入した場合は、チケット売り場が行列していても、行列を回避して優先的に入館することができる。

ブレラ美術館の入館料金
・大人:15ユーロ ※2020年11月時点
・第3木曜日の18:00~22:15:3ユーロ ※売り場は21:40
・第1日曜日:無料
・18歳未満:無料
・65歳以上水曜・木曜日:1ユーロ
・オンライン予約手数料:2ユーロ
ブレラ美術館公式サイトチケット予約は、Click here »

ブレラ美術館・絵画館 ミラノ

※ブレラ美術館の館内案内ボード

ブレラ美術館至宝の傑作

「死せるキリスト」 アンドレア・マンテーニャ

ブレラ美術館・絵画館 ミラノ

※第6室 Andrea Mantegna「Cristo morto nel sepolcro e tre dolenti」1483年頃 68cm×81cm テンペラ画

◆ブレラ美術館の第6室には、アンドレア・マンテーニャの代表作「死せるキリスト」が展示されている。「死せるキリスト」は磔刑に処され、十字架から降ろされて横たわるキリストの両足の裏が、鑑賞する者のほうに向けられて、短縮法(遠近法を用いた描写の一種)という技法で描かれている。この作品の特筆すべきところは大胆な構図で、遠近法がまだ確立されていなかった当時に、足の下側から短縮法を用いて描いたという画期的な方法が高く評価されている。
キリストの手足に残るなまなましい釘の跡、変色した皮膚の色、そして大胆な構図は絵画の世界に大きな一石を投じた作品といわれている。横たわるキリストの左には、息子を失い苦悩する年老いた聖母マリア、祈るように両手を組み合わせ悲しむ聖ヨハネが描かれている。

「ピエタ」ジョヴァンニ・ベリーニ

ブレラ美術館・絵画館 ミラノ

※第6室 Giovanni Bellini「Pietà」1460年頃 86cm×107cm テンペラ画

◆ブレラ美術館の第6室には、ヴェネツィア派5世紀の巨匠ジョヴァンニ・ベリーニの「ピエタ」が展示されている。「ピエタ」は磔刑に処され亡くなったキリストを聖母マリアと聖ヨハネが抱きかかえている姿を描いたジョヴァンニ・ベリーニの初期の最高傑作といわれる作品。半裸のキリストの頭には茨の冠、両手には十字架に打ち付けられた釘の跡、右の脇腹には死を確認するために兵士が刺した槍の跡、力なく傾けた横顔は頬がやつれ目がくぼんでいる。キリストに語りかけているかのように顔を寄せる聖母マリアは、我が子の釘の跡が残る痛々しい手を取り、顔を見つめながら、しっかり抱きしめている。ジョヴァンニ・ベリーニのこの悲劇性に満ちた表現は、マンティニャの影響を受けているといわれている。

◆パドヴァ派の大画家マンテーニャはジョヴァンニ・ベリーニの義兄弟にあたり、ジョヴァンニの初期の作品は、伝統的な画材のテンペラを用い、硬質で理知的な画風がマンテーニャの影響を受けている。しかし1480年頃からは柔和な表現と華麗な色彩が特徴のヴェネツィア派の作風に移行している。ブレラ美術館の第7室に展示されているジョヴァンニ・ベリーニの晩年の傑作「Madonna con il Bambino」は、新しい技法である油彩を用い、自然光の中の雰囲気にするために色のトーンが柔らかく描かれている。ジョヴァンニは画家として長い年月に多くの聖母子像を残し、晩年に至っても筆力は衰えなかったといわれている。

ブレラ美術館・絵画館 ミラノ

※第7室 Giovanni Bellini「Madonna con il Bambino」1510年 85cm×115cm 油絵キャンパス画

「聖母の婚礼」ラファエッロ・サンツィオ

ブレラ美術館・絵画館 ミラノ

※第24室 Raffaello Sanzio「Sposalizio della Vergine」1504年 170cm×118cm 油彩

◆ブレラ美術館の第24室には、ルネッサンス巨匠ラファエッロ・サンツィオの「聖母の婚礼」が展示されている。「聖母の婚礼」はラファエッロが21歳の時、権力者アルビッツィーニ家の依頼により、ペルージャ近郊チッタ・ディ・カステッロのサン・フランチェスコ聖堂サン・ジュゼッペ礼拝堂に置く祭壇画として制作した初期の傑作。この作品は、聖母マリアが14歳の時にヨセフと結婚の儀式を行なう場面が描かれているが、結婚にまつわる一連の人生儀礼をもラファエッロは表現している。

◆福音書によれば、聖母マリアの結婚は神によるもので、神殿の司祭長のもとへ天使が訪れ、「国中の独身者に一本の杖を持たせて集めよ。そして杖の先に花の咲いた者を聖母マリアの夫として選べ」と神のお告げを伝えた。その花が咲いたのが大工のヨセフが手にする杖の先だった。これによりヨセフは聖母マリアの夫として選定された。その神による選定に選ばれなかった独身者が失望のあまり杖を折る仕草を、ラファエッロは右側の男性達の中に描写している。また背景のエルサレムの神殿の描写や空間構成においても、21歳の若きラフェエッロが師匠のペルジーノを超える力量を有していたと評価されている作品。

「エジプト・アレッサンドリア広場で説教する聖マルコ」ベリーニ兄弟

ブレラ美術館・絵画館 ミラノ

※第8室 Gentile Bellini e Giovanni Bellini「Predica di San Marco in una piazza di Alessandria d’Egitto」1504ー1507年 347cm×770cm

◆ブレラ美術館の第8室には、ジョヴァンニ・ベリーニ(弟)、ジェンティレ・ベリーニ(兄)の兄弟による「エジプト・アレッサンドリア広場で説教する聖マルコ」が展示されている。この絵はヴェネツィアのスクオラ・グランデ・ディ・サン・マルコ(サン・マルコ同心会)のホールを飾るためにベッリーニ兄弟が依頼された作品。現在、ヴェネツィアのスクオラ・グランデ・ディ・サン・マルコには、この作品のレプリカや「聖十字架」連作が展示されている。

「エマオの晩餐」カラヴァッジョ

ブレラ美術館・絵画館 ミラノ

※第28室 Caravaggio(Michelangelo Merisi da Caravaggio)「Cena in Emmaus」1606年 141cm× 175cm

◆ブレラ美術館の第28室には、カラヴァッジョの「エマオの晩餐」が展示されている。この作品は、エルサレムから11km離れたエマオを旅していたキリストの弟子達の前に男が現れ、弟子達はキリストだとは気づかぬまま食事に招待した。男が食事の招待に感謝して、パンを祝福した瞬間に(聖餐式の暗示)、弟子達はキリストだと気づき驚愕したが、その時すでにキリストは姿を消していた。という復活後のイエス・キリストの福音書の一場面が描かれている。

◆カラヴァッジョの「エマオの晩餐」は、同一タイトルで2作品描かれているが、ひとつは1601年の作品(下の写真)でロンドン・ナショナル・ギャラリーに展示されている。ブレラ美術館に展示されている本作品は、カラヴァッジョが1606年にローマで、ラヌッチョ・トマッソーニを殺害してしまい、逃避行している年に制作されたもの。
比較するとブレラ美術館の「エマオの晩餐」は、簡潔な人物表現で、人物のポーズも抑制され、パフォーマンスよりも人間的な尊厳が重要という画風になっている。 これはカラヴァッジョの人生の状況も反映しているといわれている。また、2010年の行われたX線写真の調査では、本作品左側には窓もしくは回廊、自然光に照らされた樹木の情景があり、キリストの顔はもっと若く描かれていたが、完成直前に芸術的意図に基づき変更が加えられたということが発見されている。

エマオの晩餐・カラヴァッジョ

※Caravaggio「Cena in Emmaus」ロンドン・ナショナル・ギャラリー展示(wikipediaより)

「聖マルコの遺体の発見」ティトレット

ブレラ美術館・絵画館 ミラノ

※第9室 Tintoretto「Il Ritrovamento del corpo di San Marco」1562ー1566年 396cm× 400cm 油彩

◆ブレラ美術館の第9室には、ティトレットの「聖マルコの遺体の発見」が展示されている。「聖マルコの遺体の発見」は、トンマーゾ・ランゴーネの依頼により、ヴェネツィアのスクオラ・グランデ・ディ・サン・マルコ(サン・マルコ同心会)のために描かれた作品で、「聖マルコの遺骸を焼却から救うアレクサンドリアの信者」の連作画。ヴェネツィア派を代表する画家ティントレットは、巧みな遠近法と斬新でダイナミックな構図用い、舞台の一場面のような臨場感や緊迫感を表現し、明暗対比によってドラマティックに描くことで有名。

◆「聖マルコの遺体の発見」は、エジプトのアレキサンドリアを訪れたヴェネツィア商人が、聖マルコの遺体が祀られている教会が取り壊されることを聞き、遺体買い取りを申し出し許可され、教会の墓所で聖マルコの遺体を発見した瞬間が描かれている。作品の左側には青と紫の衣を身にまとい、書物を携えて威厳ある姿で立つ復活後の聖マルコを描き、その足元には青白い体で横たわる聖マルコを描いている。作品の中央には老人が奇蹟を認め跪き、右手前には身体をねじった半裸の男が「悪魔に憑りつかれた者」として描かれている。

「接吻」フランチェス・アイエツ

ブレラ美術館・絵画館 ミラノ

※第38室 Francesco Hayez「Il bacio」1859年 112cm×88cm 油彩

◆ブレラ美術館の第38室には、19世紀イタリア・ロマン主義の画家フランチェス・アイエツの傑作「接吻」が展示されている。「接吻」はミラノ貴族のアルフォンソ・ヴィスコンティ・デ・サリシュート伯爵の依頼により制作された。階段の片隅で情熱的に接吻を交わす若い男女の姿を描いた作品。アイエツの高い写実性と対象へ向ける鋭い観察力で描かれたこの絵は、鑑賞する者を想像の世界に引きずり込む。晩年にはブレラ美術アカデミーの校長もしていたフランチェス・アイエツの作品は、ブレラ美術館の第37室と第38室に数多く展示されている。

「若い女性の肖像」モディリアーニ

ブレラ美術館・絵画館 ミラノ

※第15室 Amedeo Clemente Modigliani「Enfant gras」1915年 455cm× 375cm 油彩

◆ブレラ美術館の第15室には、モディリアーニの「若い女性の肖像」(直訳は太った子供)が展示されている。モディリアーニの描く肖像画は、顔と首が異様に長いプロポーションで、目には瞳を描き込まないという特異な表現で描かれている。モディリアーニの作品は第9室にも展示されている。

◆1884年にトスカーナ地方の都市リヴォルノで生まれたモディリアーニは、1920年35歳で夭折するまで、酒や薬物に溺れ、最後は病魔に侵されるなど悲劇の連続だったといわれている。生前には彼の絵はまったく評価されず、貧しい暮らしを余儀なくされていたモディリアーニだったが、死後、1926年の回顧展で独特な画風が評価されるようになった。

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ブレラ美術館の館内マップと展示室

ブレラ美術館・絵画館 ミラノ

※ブレラ美術館の館内MAP

◆ブレラ美術館の館内MAP、展示室、展示されている作品、画家の一部を紹介。

ブレラ美術館・絵画館 ミラノ

※第A1室 Maestro di Mocchirolo「Affreschi dall’Oratorio Porro di Mocchirolo」1360-1370年 フレスコ画

ブレラ美術館・絵画館 ミラノ

第2室 (左) Maestro di San Verano「San Verano tra due angeli e sei storie della sua leggenda」8世紀 157cm×94cm テンペラ

第2室 (右) Giovanni da Milano「Cristo in trono adorato da angeli」1360-1365年 152.3cm×68.5cm テンペラ

ブレラ美術館・絵画館 ミラノ

※第3室 Lorenzo Veneziano「Madonna in trono con il Bambino e i santi Antonio Abate, Giovanni Battista, Andrea, Vittore, Caterina d’Alessandria, Nicola, Marco e Lucia」1371年頃 118.5cm×127.5cm テンペラ

ブレラ美術館・絵画館 ミラノ

※第3室 Andrea di Bartolo e Giorgio di Andrea「Polittico dell’Incoronazione della Vergine Redentore Benedicente」1390年ー1415年頃 142cm×37cm(左) 160cm×65cm(中央) 142cm×36cm(右)

ブレラ美術館・絵画館 ミラノ

※第5室 Luca Signorelli「Madonna del latte」1482-1485年頃 84cm×60cm テンペラ

ブレラ美術館・絵画館 ミラノ

※第6室 Andrea Mantegna「Cristo morto nel sepolcro e tre dolenti」「Polittico di San Luca」「Madonna con il Bambino e coro di cherubin」、Giovanni Bellini「Pietà」「Madonna con il Bambino」、Lazzaro Bastiani、Alvise Vivarini、San Sebastiano、Montagna (Bartolomeo Cincani)の作品が展示されている

ブレラ美術館・絵画館 ミラノ

※第7室 Vittore Carpaccio「Presentazione della Vergine al tempio」1502-1504年 130cm×137cm 油彩、この他Giovanni Bellini、Lorenzo Lotto、Pordenone、Cima da Conegliano、Andrea Solario、Alvise Vivarini、Montagna(Bartolomeo Cincan)、Johannes Hispanus、Pittore spagnoloの作品が展示されている

ブレラ美術館・絵画館 ミラノ

※第9室 Tintoretto 「Il Ritrovamento del corpo di San Marco」(左) 「I Santi Elena, Barbara, Andrea, Macario, un altro Santo e un devoto adorano la croce」(右) 1560年頃 275cm×165cm 油彩

ブレラ美術館・絵画館 ミラノ

※第9室 Veronese(Paolo Caliari)「Ultima Cena」(左下) 「Battesimo e Tentazioni di Cristo」(左上)「」(中央)、この他Tiziano Vecellio、Veronese(Paolo Caliari)、Jacopo Bassano(Jacopo Da Ponte)、Amedeo Modigliani、Pierre Bonnard、Giorgio Morandi、Carlo Carràの作品が展示されている

ブレラ美術館・絵画館 ミラノ

※第19室 Moro(Francesco Torbido)「Ritratto virile
」(左)、Tiziano Vecellio「Ritratto del conte Antonio di Porcia e Brugnera」(中央)、Giovan Battista Moroni「Ritratto di giovane」(右)、この他Lorenzo Lotto、Pittore veneto、Tintoretto、Callisto Piazza、Palma il Giovane(Jacopo Negretti)、Sofonisba Anguissolaの作品が展示されている

ブレラ美術館・絵画館 ミラノ

※第22室 Carlo Crivelli「Madonna col Bambino e i Santi Pietro e Paolo, Ansovino e Gerolamo」、この他Gentile da Fabriano、Bartolomeo di Tommaso、Alunno、Giovanni Angelo d’Antonio da Bolognolaの作品が展示されている

ブレラ美術館・絵画館 ミラノ

※第27室 Girolamo Genga「Disputa sull’Immacolata Concezione」(左)、Pellegrino Tibaldi「Decollazione del Battista」(中央)、Perin del Vaga「Il passaggio del Mar Rosso」(右)、この他Francesco Salviati、Bronzino、Federico Barocciの作品が展示されている

ブレラ美術館・絵画館 ミラノ

※第30室 Giulio Cesare Procaccini「Sposalizio mistico di Santa Caterina」1616-1620年 149cm×145cm 油彩

ブレラ美術館・絵画館 ミラノ

※第30室 Cerano &
& Morazzone && Giulio Cesare Procaccini「Il Martirio delle Sante Rufina e Seconda」(左)、Giulio Cesare Procaccini「Santa Cecilia e due angeli」(中央左)、Giulio Cesare Procaccini「San Girolamo e un angelo」(中央右)、Cerano「Madonna del Rosario」(右)、この他Daniele Crespi、Francesco Cairo、Tanzio da Varallo、Morazzoneの作品が展示されている

ブレラ美術館・絵画館 ミラノ

※第31室 Luca Giordano「Sacra Famiglia venerata da Sant’Antonio da Padova」(左)、Pietro da Cortona「Madonna con il Bambino, e i Santi Giovanni Battista, Felice da Cantalice, Andrea e Caterina」(右)、この他Antoon van Dyck、Bernardo Strozzi、Jacob Jordaens、Pieter Paul Rubens、Joachim von Sandrart、Gioacchino Assereto、Bernardo Cavallinoの作品が展示されている

ブレラ美術館・絵画館 ミラノ

※第34室 Pierre Subleyras「Visione di San Girolamo」(左)、Giovanni Battista Tiepolo「La Madonna del Carmelo fra i Santi Simone Stock, Teresa d’Avila, Alberto di Vercelli, il profeta Elia e le anime del Purgatorio」(右)、この他Luca Giordano、Nicola Malinconico、Francesco Solimena、Pompeo Batoni、Giuseppe Bottani、Carlo Innocenzo Carloni
の作品が展示されている。

ブレラ美術館・絵画館 ミラノ

※La Biblioteca Braidense ブレーラ図書館

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ブレラ美術館の行き方(地下鉄)

ブレラ美術館・絵画館の行き方 ミラノ

※ドゥオモ広場のガッレリア・ヴィットーリオ・エマヌエーレⅡ(黄色の丸印)、地下鉄ドゥオモ駅(赤の丸印)、ドゥオモ大聖堂(右)  ミラノ

◆ブレラ美術館は、ミラノのドゥオモ広場(Piazza Duomo)にある観光名所ドゥオモ(Duomo di Milano)やガッレリア・ヴィットーリオ・エマヌエーレⅡ(Galleria Vittorio EmanueleⅡ)、スフォルツェスコ城(Castello Sforzesco)から近く、徒歩10~11分で行くことができる。
ブレラ美術館の最寄り駅の一つが、ドゥオモ広場にある地下鉄ドゥオモ駅(Duomo)で、路線はМ1とМ3が走行している。ドゥオモ広場(写真上)にある標識「赤に白文字のМ」が、イタリアの地下鉄(Metropolitana)乗り場の出入口の目印。ブレラ美術館の最寄り駅は下記の通りだが、徒歩時間に大きな差はない。自身の行動に合わせて駅を決めるのがベスト。

●ブレラ美術館の最寄り駅(徒歩)
・地下鉄M1とM3 ドゥオモ駅(Duomo)から11分
・地下鉄M2 ランツァ駅(Lanza)から6分
・地下鉄M3 モンテナポレオーネ駅(Montenapoleone)から7分
・地下鉄M1 カイローリ駅(Cairoli)から9分

◆その他の公共交通としてはバスがあるが、イタリアのバスは次の停留所について車内アナウンスや車内表示が、日本のバスのように充実していないので、乗り慣れていない人には難易度がやや高い。また混み合っているバスはスリに対する注意も必要になる。徒歩時間が10分前後であれば歩いたほうが安全。

ブレラ美術館・絵画館の行き方 ミラノ

※ドゥオモ広場からブレラ美術館へのルート(GoogleMapより)

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ドゥオモからブレラ美術館の行き方

ブレラ美術館・絵画館の行き方 ミラノ

※ガッレリア・ヴィットーリオ・エマヌエーレⅡ(Galleria Vittorio EmanueleⅡ)の出入口の門 ミラノ

◆ミラノの観光名所ドゥオモからブレラ美術館へ行くには、ドゥオモ広場からガッレリア・ヴィットーリオ・エマヌエーレⅡに入り、まっすぐ進み、2つのアーケードが交差する地点もさらにまっすぐ進むと、ドゥオモ広場の反対側に位置するスカラ広場(Piazza della Scala)に出る。

ブレラ美術館・絵画館の行き方 ミラノ

※ガッレリア・ヴィットーリオ・エマヌエーレⅡのアーケード ミラノ

◆スカラ広場に出ると、広場の中央にそびえたつレオナルド・ダ・ヴィンチ像の正面には、伝統あるイタリア・オペラの歌劇場、スカラ座がある。そのスカラ座を正面にみて、右横にあるジュゼッペ・ベルディ通り(Via Giuseppe Verdi)に入る。

ブレラ美術館・絵画館の行き方 ミラノ

※スカラ広場とレオナルド・ダ・ヴィンチ像 ミラノ

◆スカラ座を正面にみて、右横のジュゼッペ・ベルディ通り(写真下)は、赤い丸で囲った通り。このジュゼッペ・ベルディ通りをまっすぐ進むとブレラ美術館があるブレラ通りに繋がる。

ブレラ美術館・絵画館の行き方 ミラノ

※スカラ座とジュゼッペ・ベルディ通り ミラノ

◆ジュゼッペ・ベルディ通りに入り240mくらいまっすぐ進むと、途中からブレラ通り(Via Brea)に名称が変わる。さらにまっすぐ280mくらい進むと道が二股になるが、道なり右に進み、20mくらい歩くと右側にブレラ美術館(Pinacoteca di Brea)の建物がある。スカラ座からは徒歩7分くらいで到着する。

ブレラ美術館・絵画館の行き方 ミラノ

※スカラ座の右横のジュゼッペ・ベルディ通り(Via Giuseppe Verdi) ミラノ

ブレラ美術館・絵画館の行き方 ミラノ

※ブレラ通り沿いにあるブレラ美術館 ミラノ

ブレラ美術館(絵画館)
・所在地:Via Brera, 28, 20121 Milano MI, イタリア
・電 話:+39 027 2263230
・最寄り駅:
・開館時間:火~日 8:30-19:15、第三木曜日  8:30~22:15(最終入場 閉館35分前)
・休館日:月曜日、1/1、5/1、12/25
ブレラ美術館公式サイトは、Click here »

ミラノ観光にお得なミラノカード

◆ミラノを旅する観光客向けに「ミラノカード(MilanoCard)」というお得な観光旅行パスがある。「ミラノカード」は、地下鉄・トラム(路面電車)・バスなどの公共交通機関が乗り放題で、空港送迎、美術館、ツアー、レストランなどが割引料金や無料(一部)で利用できるお得なパス・カード。ミラノカードの料金は、1dayカードが11ユーロ、2dayカードが17ユーロ、3dayカードが19,50ユーロで販売されている。詳細は下記ミラノカード公式サイトで。

ミラノカード公式サイトは、Click here »

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ブレラ美術館(絵画館)MAP ミラノ

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