イタリア情報サイト


イタリアの列車の乗り方 多額の罰金に要注意!

◆イタリアの列車の乗り方は、日本の列車の乗り方と大きく異なる点が多い。イタリアの鉄道駅は基本的に改札がない、特に知らないと多額の罰金を取られるシステムがあるので注意が必要。

◆イタリアの列車の利点は運賃がリーズナブル。高速列車が北から南まで運行されているのでアクセスがよく便利。かっては遅延やストライキが多いと悪評もあったイタリアの鉄道だが、現在は改善されて運行状況を調べるサイトもある。

◆イタリアの列車の種類と路線、列車の乗り方、出発プラットフォームの探し方、チケットを刻印機で打刻が必要、列車の車両番号と座席番号の確認方法、列車チケットの読み方などを写真満載でナビゲート。

イタリアの駅で列車に乗る方法

※イタリアの駅プラットフォーム

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イタリアの列車と路線の種類

列車でミラノ中央駅へアクセス

※Trenitaliaの高速列車Freccia Argento(フレッチャ・ルジェント)と特急列車インターシティ

◆イタリアの列車は、旧国鉄だった鉄道会社トレニタリア(Trenitaria)が多くの列車を運行している。
・3つの高速列車フレッチャ・シリーズ(Freccia)
・国内の都市間を結ぶ特急列車インターシティ(InterCity)
・国内外の都市間を結ぶ国際特急列車ユーロシティ(EuroCity)
・国内の都市間を結ぶ夜行列車インターシティ・ノッテ(InterCity Notte)
・ヨーロッパの都市間を結ぶ国際夜行列車ユーロナイト(EuroNight)
・中距離運行の快速列車レジョナーレ・ヴェローチェ(Regionale Veloce)
・普通列車レジョナーレ(Regionale)

イタリアの列車

※高速列車Feccia Rossa

◆3つのフレッチャ・シリーズで特に一番速いのは、最高時速300km/hの超高速列車フレッチャ・ロッサ(Freccia Rossa)で、トリノ、ミラノ、ボローニャ、フィレンツェ、ローマ、ナポリ、サレルノとイタリアの北から南までの主要都市を結ぶ、アルタ・ヴェロチッタ(高速列車専用路線)を主路線としている。ローマ~ミラノをわずか2時間55分で結ぶノン・ストップ列車も1時間に1本運行している。その他、アルタ・ヴェロチッタには、ヴェネツィアからサレルノ間を結ぶ路線とミラノからアンコーナ間を結ぶ路線がある。

イタリアの列車

※高速列車Freccia Rgento

◆フレッチャ・ルジェント(Freccia Rgento)は、最高時速250km/hの高速列車で、フレッチャ・ロッサがカバーしていない北エリア(ウディネ、トリエステ、ボルザーノ、ブレシアなど)や南エリア(レッジョ・カラブリア、レッチェ、バーリ、フォッジャなど)を運行している。料金はフレッチャ・ロッサより安めに設定されている。

イタリアの列車

※高速列車Freccia Bianca

◆フレッチャ・ビアンカ(Freccia Bianca)は、最高時速200km/hの長距離特急列車で、フレッチャ・ロッサやフレッチャ・ルジェントがカバーしていない北から南の87都市やフィレンツェ沿岸の小さな町やアドリア海沿岸の小さな町を運行している。料金はフレッチャ・ロッサやフレッチャ・ルジェントより、さらに安めに設定されている。

イタリアTrenitaliaのサイト

※イタリアTrenitaliaのサイト画面

◆イタリアで列車の旅をするときは、トレニタリア(Trenitalia)の公式サイトから列車の時刻や料金を詳しく調べることができる(日本語版あり)。調べ方は、出発地や到着地を入力して、日付、時間、乗客数を入力すると、出発時間、到着時間、所要時間、列車便名、チケット代金が表示される。このサイトからチケットを購入することもできる。

トレニタリア(Trenitalia)の公式サイトは Click here »
・列車の時刻と料金を調べるには出発地、到着地、日付、時間、人数を入力し検索を押す。チケットを購入することもできる。

イタリアTrenitaliaの列車運行状況

※イタリアTrenitaliaの列車運行状況を確認するサイト

◆ストライキや遅延が多いことで有名なイタリアの列車だったが、最近はかなり改善された。Trenitaliaの「ViaggiaTreno」というサイトから「列車運行状況」をリアルタイムに確認することができる。調べ方は、「ViaggiaTreno」に表示されるイタリアの地図で目的駅をクリックすると、列車名、プラットフォーム番号、到着状況、遅延状況や時間を確認できるのでとても便利。

◆携帯電話(Mobile)で調べる場合は、電車・駅(Treno・Stazione)に列車のナンバーを入力すれば、到着状況、遅延状況や時間を確認することができる。

イタリアの列車運行状況を調べるにはViaggiaTreno Click here »

イタリアの列車の乗り方

※NTV社の高速列車Italo

◆イタリアにはTrenitalia社の他にもう一つ民間のNTV社が運行する高速列車イタロ(Italo)がある。高速列車イタロの調べ方は、出発地や到着地を入力して、日付、時間、乗客数を入力すると、出発時間、到着時間、所要時間、列車便名、チケット代金が表示される。このサイトからチケットを購入することもできる。

Italo(NTV)の公式サイトは Click here »
・列車の時刻と料金を調べるには出発地、到着地、日付、時間、人数を入力し検索を押す。チケットを購入することもできる。

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乗る列車は駅のコンコースで電光掲示板を確認

ナポリ中央駅

※出発する列車PARTENZEの電光表示板(左側)、到着する列車ARRIVIの電光表示板(右側) ナポリ中央駅

◆イタリアの鉄道駅には改札口がない。駅で列車の運行情報を調べるには、コンコースやプラットフォームに設置されている「出発する列車(PARTENZE)の電光掲示板」または「到着する列車(ARRIVI)の電光掲示板」を自分で確認しなければならない。電光掲示板はPARTENZEとARRIVIが別々に分かれて設置されているので間違えないよう注意。

◆例えば、出発する場合はPARTENZE(出発)と表示されている電光表示板を見て、自分の乗る列車が何番ホームから出発するのか、乗車時間に変更はないかなどを確認する。

イタリアの列車の乗車方法

※駅コンコースにある出発(PARTENZE)する列車の電光掲示板

◆PARTENZE(出発)の電光掲示板には、列車名・便名(Treno)、到着地(Destinazione)、出発時間(Orario)、遅延(Ritardo)、停車駅情報(Informazioni)、出発するプラットフォーム番号(Binario)が掲示される。

◆イタリアの場合、電光掲示板に表示されるのが遅く、始発以外の列車は、出発時間の10分~15分くらい前でないと情報が表示されない。また電光掲示板は1度確認済みでも、間際にプラットフォーム番号(Binario)が変更になったり、発車時間が変更になったりすることがあるので、再度「電光掲示板」を確認するクセをつけておいたほうが安全。

イタリアの列車の乗車方法

※出発(PARTENZE)する列車の電光掲示板

イタリアの列車の乗車方法

※駅のコンコースにある到着列車(ARRIVI)列車の電光掲示板

◆出迎え等で到着する列車を確認するときはARRIVI(到着)の電光掲示板を見る。ARRIVI(到着)の電光掲示板には、列車名・便名(Treno)、出発駅(Partenza Stazione)、到着時間(Orario)、遅延(Ritardo)、停車駅情報(Informazioni)、到着するプラットフォーム番号((Binario)が掲示される。

イタリアの列車の乗車方法

※出発する列車Partenzeの電光表示板、到着する列車Arriviの電光表示板 ローマ・テルミニ駅

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列車に乗る前にチケットを刻印機で打刻を!

イタリアの列車のチケット刻印機

※イタリアの駅にある刻印機

◆イタリアの駅には改札がないので、列車に乗るときはチケットに刻印機で刻印(打刻)を押すことが義務付けられている。 ※この刻印を除外されるのは一部の列車のみ

◆刻印機で刻印押さずに列車に乗ると、列車の中を巡回している検札員に無賃乗車とみなされ、多額の罰金(50ユーロ)を取られるので要注意!※外国人でも観光客でも言い訳が通らない

イタリアの列車のチケット刻印機

※刻印機にチケットを差し込む

◆駅のコンコースやプラットフォームにグリーン刻印機(写真上)がある。
刻印機の使用方法は、
乗車チケットを刻印機に差し込む → ガッチャという音がしたらチケットを抜く → チケットに日付と時間が押されていたらOK → このチケットを持って列車に乗る。※これで列車の中で検札員がチケットを調べに来ても大丈夫!

イタリアの列車のチケット刻印機

※左から旧式タイプのイエローの刻印機、現在のグリーン刻印機、バスやトラムの刻印機

刻印機で打刻が不要なチケットは、
●インターネットで購入したEチケット(電子チケット)
●フレッチャロッサやイタロのように全席座席指定列車のチケット
これらのチケットを持っている場合は日付や時間が明記されているので、刻印機で打刻せずに列車に直接乗ることができる。
●また刻印機で打刻する義務は、バス(AutoBus)、地下鉄(Metro)、路面電車(Tram)も同様。刻印を押していないチケットで乗車していたり、チケットを持っていない無賃乗車が発覚すると罰金(50ユーロ)が科せられる!

イタリアの駅と列車

※駅のフォームの柱に設置されているグリーンの刻印機(写真右)

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プラットフォームにあるゲートを通る

イタリアの列車の乗車方法

※ミラノやローマなどに設置された改札ゲート ミラノ中央駅

◆ミラノやローマ、フィレンツェなど一部の駅には、数年前から改札のためのゲートができた(2019年現在)。このゲートには駅のスタッフがいて、チケットを持っているかをチェックしている。チケットを見せてゲートを通り、プラットフォームに入る。このゲートから入っても刻印機で打刻する義務は必要!しかし、このゲートのおかげでジプシーやホームレスはプラットフォームに入ることができなくなり治安は良くなった。

イタリアの列車の乗車方法

※ミラノやローマなどに設置された改札ゲート ミラノ中央駅

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プラットフォームで列車の電光掲示板を再確認

イタリアの列車の乗り方

※18番フォームとプラットフォームの電光掲示板

◆自分が乗車する列車のプラットフォーム番号のところへ行き、プラットフォームにある電光掲示板を再度確認する。

◆プラットフォームにある「電光掲示板」には、フォームに来る列車について掲示される。例えば、上下の写真の場合は、列車名「フレッチャ・ロッサ」、列車番号「AU9558」、終点駅「ミラノ中央駅」、発車時間「18:00」、一番下には列車が停車する駅が掲示される。

イタリアの列車の乗り方

※18フォームの出発列車の電光掲示板

イタリアの列車の乗り方

※20番フォームの出発列車の電光掲示板

◆上写真の20番フォームに来る列車についての電光掲示板は、列車名「トレニタリア・レッジョナーレ(普通列車)」、列車番号「R3399」、終点駅「エボリ」、発車時間「07:13」、一番下には列車が停車する駅が掲示されている。

イタリアの列車の乗車方法

※14番フォームの出発列車の電光掲示板

◆上写真の14番フォームに来る列車についての電光掲示板は、列車名「フレッチャ・ロッサ」、列車番号「AU9509」、終点駅「ナポリ中央駅」、発車時間「07:20」、一番下には列車が停車する駅が掲示されている。

イタリアの列車の乗車方法

※プラットフォームにあるPARTENZE(出発)列車の電光掲示板

◆プラットフォームに列車が入ってきたら、チケットを見て自分が乗る列車かを確認し、列車の側面に表示されている車両番号を見て、乗車する車両を探して乗る。

◆イタリアの駅のホームの位置は低いので、列車に乗るときは、荷物を持ち上げて乗りこむようになる。大きなスーツケースを持って乗り込むのは結構大変なので、時間に余裕をもって行ったがいい。

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イタリアの列車の車両番号と座席番号の確認方法

イタリアの列車の乗車方法

※Freccia Rossa STANDARD(スタンダード・クラス)、車両番号はCARROZZA10(10号車)

◆イタリアの列車の車両番号を確認するには、車両の乗車ドアーの横に表示されている電光掲示板を見る。Trenitalia社の全席座席指定の高速列車Freccia Rossa(フレッチャロッサ)の電光掲示板のみかたは下記の通り。この他のFrecciaシリーズの列車や民営のNTV社の高速列車Italoの場合もほほ同じなので参考に。

◆車両の乗車ドアーの横に表示されている電光掲示板には、上の写真の場合、列車名(Freccia Rossa)、クラス(STANDARD)、車両番号10号車(CARROZZA 10)、出発駅はサレルノ駅(DA SALERNO)、終点駅はミラノ中央駅(A MILANO C.LE)と表示されている。

イタリアの列車の乗車方法

※列車の車両番号はCARROZZA7(7号車)と表示されている

◆上の写真の場合は、列車名(Freccia Rossa)、クラス(STANDARD)、車両番号7号車(CARROZZA 7)、出発駅はミラノ中央駅(DA MILANO CENTRALE)、終点駅はナポリ中央駅(A NAPOLI CENTRALE)と表示されている。

◆また車両番号は、駅のプラットフォームに書いてある駅もある。書いて無い駅の場合は、列車がフォームに入って来てから、列車の車体を確認して車両に乗り込んでも、発車するまで時間はあるので、移動は可能で問題ない。

イタリアの列車の乗車方法

※座席の窓側上の部分に表示されている座席番号(座席18)、座席の上のAは座る位置の表示

◆座席番号を確認するには、列車に乗り込んでから、座席の窓側上の部分を見ると座席番号が表示されている。自分のチケットに書いてある座席番号の席を探して座る。

◆座る位置は、FINESTRINOが窓側の意味。CORRIDOIOは通路側の意味。チケットにFINESTRINO(A)と書かれていれば窓側のAということで、座席に表示されているAに座る(上の写真参考)。

イタリアの列車の乗車方法

※Freccia Rossa EXECUTIVEクラスの座席番号は、座席のアームに表示されている(2A)

◆上の写真の座席番号は、座席のアーム部分に2Aと表示されている。Freccia Rossa EXECUTIVEクラスは、ひとつの車両に席が8席しかない特別車両。このEXECUTIVEクラスの場合は8席の座席のアーム部分に座席番号が表示されている。またFreccia RossaのEXECUTIVEクラスは、列車の車両番号は1号車(CARROZZA 1)と決まっている。

イタリアの列車の乗車方法

※Freccia RossaのEXECUTIVE(エグゼクティヴ・クラス)の車両

イタリアの列車の乗車方法

※Freccia RossaのEXECUTIVE(エグゼクティヴ・クラス)の車両内部

◆高速列車Freccia Rossa(フレッチャロッサ)の一番リーズナブルな価格のクラスは普通車STANDARD(スタンダード・クラス)で、2等車PREMIUM(プレミアム)、1等車BUSINESS(ビジネス)、特等車EXECUTIVE(エグゼクティヴ)の順に価格は高くなる。高くなるといっても、日本の新幹線に比べればリーズナブルで、特等車EXECUTIVE(エグゼクティヴ)は、食事や飲み物が無料で提供されるほど最高のサービス。

イタリアの列車の乗車方法

※Freccia RossaのBUSINESS(ビジネス・クラス)の車両

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列車チケットの読みかた

イタリアの列車の乗車方法

※Freccia Rossa の乗車チケット

◆刻印不要の座席指定列車のチケットに記載されている内容は、

(1) N.1 ADULTI→ 人数を表している。大人1人

(2) Data 28.09 → 切符を利用できる日付、9月28日

(3) Ora 17:12 → 出発時間の表記、17時12分

(4) Partenza:SALERNO → 出発駅、サレルノ駅

(5) Arrivo:NAPOLI CENTRALE → 到着駅、ナポリ中央駅

(6) Data 28.09 → 切符を利用できる有効日付、9月28日

(7) Ora 17:48 → 到着時間の表記、17時48分

(8) Servizio EXE → サービスはエグゼクティヴ

(9) TRENO9556 CRROZZA001 POSTI2A FINESTRINO POSTO EXECUTIVE FRECCIA ROSSA → 列車番号9556、1号車、座席2A、窓側、エグゼクティヴ・クラス、フレッチャ・ロッサ

(10) EUR 21.00 → 21ユーロ

(11) NO CAMBIO NO RIMBORSO → 交換不可、払い戻し不可
※原則、返金、交換不可なので、窓口でチケットを購入したときに必ず内容を確認して、間違えていたら、その場で窓口のスタッフに言わなければ返金してもらえない!

◆この他の列車では、レッジョナーレ(R)やレッショナーレ・ヴェローチェ(RV)の2等クラス(Seconda Classe)などの自由席は、チケットに座席番号は書かれていない。座席番号が書かれていないチケットは、必ず刻印機で日付や時間を打刻する義務がある(刻印なしは罰金50ユーロ)。自由席の場合は、列車の中で空いている座席の座る。

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