世界遺産 ヴァルカモニカの岩絵群
※ヴァルカモニカの岩絵群・ブレシア ≪Wikipediaより≫
◆世界遺産ヴァルカモニカの岩絵群(Arte rupestre della Valcamonica)は、イタリア北部のカモニカ渓谷に描かれた「線刻画」で、1979年にイタリアで一番最初に世界遺産として登録された遺跡。この「線刻画」は約1万年前に彫られたと推定されているものから、古代ローマ時代に彫られたというものまで、渓谷一帯の岩に14万点以上の絵柄が彫られている。絵柄は戦争、航海、農耕、動物、集落の地図など当時の生活を知るための貴重な遺跡として評価されている。
◆ヴァルカモニカの岩絵群の「線刻画」は、カモニカ渓谷の「ナクアネ岩壁彫刻国立公園」、「ナドロ」、「ルイーネ」など数か所で見ることができる。カモニカ渓谷へ行くには、列車でロンバルディア州のブレシア駅(Brescia)から、カポ・ディ・ポンテ駅(Capo di Ponte)まで1時間35分。カポ・ディ・ポンテ駅から「ナクアネ岩壁彫刻国立公園」までは徒歩で約20~30分。またミラノ中央駅からブレシアまではトレニタリア(TRENITALIA)の高速列車で36分で行くことができる。
世界遺産登録年:1979年
所在地:Localita Naquane 25044 Capo di Ponte 25043 Breno, Brescia, イタリア